INTERVIEW
郷土愛から仕事愛まで ざっくばらんに語り合う!
あま市定住女子と移住女子対談
江戸末期より七宝焼きによる 工芸品の製造が盛んであったことにちなんでつけられた、あま市七宝町は、
2010年(平成22年)3月22日に海部郡七宝町・美和町・甚目寺町の3町合併により 愛知県内37番目の市として誕生。
尾張意匠は、2021年1月8日に、あま市出身の代表により産声をあげました。
こちらのページでは、毎回弊社がプロデュースしたリノベカフェにゲストをお招きし
あま市での暮らしや住まいについて お話しを伺ったインタビューをご紹介いたします。
記念すべき第1回目のゲストはフリーランス編集者・ライターの山田有真さんです。
名古屋発女性情報誌の編集長を経て、独立。現在はフリーランスの編集者・ライターとして、ファッションWEBマガジン・雑誌「スナマグ」で副編集長を務めるほか、キャリアスクールコミュニティ「SHElikes」にてライティング講師を担当。
YouTube▶【It's me vol.03】 居心地が悪くなってでも、挑戦を。
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目次
| 自己紹介 | 定住者あるある | 定住する理由 |「あたりまえ」は、案外「特殊」だった | 幼少期から自然が近い暮らしをしていると? \戸建てかマンション、どっちに住みたいですか?/ | 編集後記 \人生のスイッチ/
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|自己紹介
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大盛況に付き、SIPPOマルシェを8月28日(日)開催!
マルシェレポをowariisho_Instagramにて公開中🎵
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|定住者あるある
知花: ところで山田さんは、生まれも育ちもあま市でしたね!
山田: はい。今もあま市に定住し続けています。 知花: 私は、名古屋市内から移住してあま市に住んでいます。近所の方がご自宅の敷地内で家庭菜園をしていると、犬の散歩ついでに立ち寄った
そのまたご近所の方との会話で、長ネギなど収穫できそうな物を「これ持ってってえーか!」と声をかけかれて「こっち持ってきゃー!」渡す姿を見かけます。
山田: 「うちの山や畑で穫れた〇〇持ってく?」と、所有する山で採れた山菜・自家消費のために畑で育てられた作物がいただける「お裾分け文化」ですね。
私もつい最近お隣の方が、筍を「うちの裏山や畑で穫れたやつ、持ってく?」と5袋ほど届けてくれました!
5袋分を食べ終わったかな、というタイミングで繰り返し届けてくれて。じゃが芋、玉葱、春菊もいただいてます!
妹もご近所のおじいちゃんからジュウロクササゲ(十六大角豆)を「うちで穫れたやつ」といただいてました。
知花: ジュウロクササゲとは、どのような食べ物なのでしょうか?
山田: 細いインゲンのようなものです!給食メニューにもあって、お浸しにすると美味しいです。
妹は、収穫したままの細長いワサワサした束を、手に持った状態でいただいて帰って来ました。
山田さんは気さくで、言語化能力抜群!終始笑いが絶えなかったです!!
|定住する理由
知花: 雑誌編集者のお仕事は、「*バリキャリ」というイメージです。職業柄としても、名古屋市内に住もう!と感じたことはありませんでしたか?
( *仕事熱心かつストイックに物事に取り組むような女性のこと)
山田: フリーランスになる以前に、都会的なところにも5〜6年住んでみたいと思っていたので、栄や大須周辺で目星を付けていた物件がありました。
ですが、小さな頃から田んぼがある町で育っているので、地元に帰って来ると安心するんですね。
「余生を楽しむ」「定住する」と考えても、夜になると聞こえてくるカエルの鳴き声も、小さな頃から聞いていたせいか
お母さんの子守唄のように、心に擦り込まれた「あたりまえ」を感じる場所で。慣れている場所でずっと過ごしたいかも知れません。
|「あたりまえ」は、案外「特殊」だった
山田: 地元の川沿いでサギ(鷺)を見かけることがあるじゃないですか。
サギはスズメ(雀)感覚でいると思っていたら、魚もいて、亀もいて、*ヌートリアもいるような環境じゃないと見かけない。
(*「ヌートリアとはスペイン語でカワウソ(の毛皮)を意味する南米原産の大型ネズミ。カワウソと同じイタチ科で顔つきが似ていることもあり、水辺に棲む。特定外来生物による生態系等に係る被害の防止に関する法律では指定第一次指定種に分類されている。)
カメラマンが「わぁー!サギがいる!!田んぼに入って水浴びする姿を撮りたい!」「ダイナミックだ!」とシャッターを切りはじめました。
亀が連なって甲羅干しする姿も見かけて。
A series of turtles drying their shells!
都会育ちのカメラマンは、「こういうところで余生を楽しみたい!名古屋の川向こうというだけで、こんな長閑な町があったんですね。」と、
かなり田舎に来てしまったかのような言い方をしたんですね。 そこではじめて、自然が近いと感じる「田んぼがあるだけでも違う」 「あたりまえだと思って見てきた景色」は案外特殊というのか、「あたりまえではない」と気付きました。
知花: 「ヌートリア」をはじめて聞きました!「イタチ」でしたら、母が自宅の庭で「(ギァアアアー--!!!)イタチがいるわー-!」
と騒いだことがあります。あまりに大声だったのでビックリしたのですが、母は母で、すばしっこく、カサカサと草と草をかき分けて動く音が怖かったみたいで。
顔は可愛いかった!と言ってました。 つい先日、会社の同僚と3人で木田駅近くのお店にランチに出かけた時。民家の隙間から公道を横切っていく、茶色くて胴の長い イタチのような物体がいたと、同僚が見かけました。猫みたいだったと言ってましたね。
|幼少期から自然が近い暮らしをしていると?
知花: 名鉄の線路は、さまざまな方面から断続的に電車が入線しますよね。私は極度の方向音痴というのもあって、
慣れるまでは通勤でたびたび路線を間違えて、国府宮方面へ行ってしまって。車の運転免許を取得してからは、
名古屋市内の車通勤可能な会社に勤めていたので、普段からほとんど車移動になってしまいました。
山田さんも移動手段は車が多いですか?
山田: フルタイム勤務している頃から、公共交通機関(名鉄やバス)車、どちらも同じくらいの頻度で利用します。
仕事の発注先が都心に集中していることもあり、フリーとしても仕事が請けやすいように、名古屋の中心部で
ひとり暮らしをしようと試みるのですが。地元で田んぼの緑を見ると癒される。疲れたら帰ってきたい場所なので
車でも外堀通りで栄方面まで40分で行き来できる距離がちょうどいいんですよね! ですので、私の帰る場所は「あま市」にあるべきかな、と思っています。
知花: あま市で子育てすると、身近な自然環境との関わりのおかげで、山田さんのような朗らかで優しい雰囲気の人柄が育つ。
豊かな感性や、積極的に物事に取り組もうとする強い気持ちが養われると感じました。
幼少期に、自然のなかで自然にある物を使って遊ぶことで、お子さんの五感は刺激されて「創造性」や「自発性」を育むことができる。
外遊びに熱中することで、自己肯定感が高く「社会を生き抜く能力」が高まるそうですから!!
引用:国立青少年教育振興機構
引用:五感を刺激し、自発性も育てる!子どもと一緒に楽しみたいオススメ外遊び
\戸建てかマンション、どっちに住みたいですか?/
こちらのリノベカフェは、築50年の建物ですが、地元の方ならもともとこの1階に、スーパーがあったのをご存知でしょうか。
カフェも、日用品をふらっと購入しに来ていただく感覚でご利用いただけるような、「地域のコミュニティ」「ママのサードプレイス」
として、無料でご参加いただける、さまざまなイベントを開催しています。ぜひ、また遊びに来て下さい!
建物の構造をそのまま見せるコンクリート打ちっぱなしの内装は、マンションリノベならではな「インダストリアル空間」です。
リノベーションのご提案は、古い建物を全く新しい空間にするために、デザイン・間取り・内外装などの発想を広げることが楽しいです。
山田: なるほど。今住んでいる家を、いつか私がリノベーションして住むのもひとつかな、と思いました。
戸建ては、お庭など自分の好きな家作りができるのがいいですね。最近「不労所得のひとつの場所」として
自宅をしばらく「ゲストハウス」にしている友達の話を聞きました。
「土地が資産になる」と、せっかくおうちを建てたのに、旦那さんの転勤でしばらく住めなくなったらしくて。
マルシェでしたっけ?イベント、楽しそうですね!
知花: 売却してしまう方法もありますが、お金だけでなく、時間を費やして自分の好きなようにプランニングする大切な住まい。
手放したくない気持ち、解ります。「一軒家を貸す」だけでなく、ライフスタイル、ライフステージの変化に合わせて家のかたちを変えていく。
「建て替え」もひとつの選択肢のひとつですね。自宅周辺には、同じ敷地内に2世代が住む家を建てたり、建て替えた家に住む3世代がいます。
知花: リノベカフェ「SIPPO meet up cafe」には、「持ち家なんだけど、築年数がだいふ経ってきたので、リフォームとリノベーションどちらが向きなのか、
どこまでなにが出来るか相談したい。」と、ふらっと立ち寄られる方もいらっしゃいます。おかげさまで昨年(2021年)は、稲沢市・春日井市・名古屋市内と新築案件が重なりました。
私は、現場撮影も担当させていただいています。イベントは、地域の方のために、地域に住むママ世代のスタッフで企画。そして運営もしています。
山田: お茶飲みがてら、ゆっくり相談できる雰囲気で素敵だと思います!母もゆっくり時間を作ってカフェでお茶したいと言っていました。 知花: 山田さんの未来計画、尾張意匠でご相談いただけることを楽しみにしています!
|編集後記
大切にしたいのは「自分が自然体でいられること」。理想とする暮らしに近づくように、無理もしない。
バランスの取れた、自分らしい暮らしができたら、心も体も健やかに充実した毎日を送れる。
そんなあま市ライフを送る山田さんのお話し、いかがでしたでしょうか!
これからも地元があま市という方、あま市でご活躍の方と繋がるご縁を大切に育むように
「郷土愛」「仕事愛」「家族愛」を語り合う、そんなインタビューをしていきたいと思っています。
\人生のスイッチ/
人生には幾度となく選択を迫られる時があります。右か、左か。戻るか、それとも行くか。何かを決めるための基準のようなもの。
世の中ではそれを「価値観」(または信念)と呼びます。山田さんにも、心に秘めた「価値観」に気づき、決断に「これでいい」と
勇気を与える「あなたの人生における価値観がわかるカード」を引いていただきました。
【山田さんの〝超大事〟なこと3つ】
・平和であること → 世の中への期待
日本にいると、ありがたいことに、世の中で起こりうる争いをニュースでしか目の当たりにしない。
確かに平和であることは超大事ですね。
・ストレスの少ない環境であること → 周囲への期待
編集者としてのお仕事柄、地元で過ごす時間で上手に英気を養っていらっしゃるのではないかと感じました!
・自分の信念を貫くこと → 日頃から行動規範で気を付けていること
どんなことがあっても曲げることのできない信念こそ、重要なのかもしれません。
ー 私もカードやってみたい!というあま市在住の方、もしくはあま市で働く方を募集しています ー
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You can stop by anytime! Interview & Text:Tomoe chibana